台湾での日本語教師

生教材の使用

教科書や、授業用に準備された教材ではなく、実際に日本人が普通に読む新聞や雑誌、テレビ番組、
あるいは日本語の歌詞などを生教材といいます。
つまり日本語学習者むけに難しい言葉を簡単に言い直したりしていない、「生」の日本語が使われているということです。

 

教科書と、一般雑誌のどちらがおもしろいか?
と聞かれれば、たいていの人はふつうの雑誌を読みたがるでしょう。

 

日本語を勉強するうえでも教えるうえでも、生教材は人気があります。
とはいえ、おもしろいからといってどんどん導入してしまうのも考えものです。

 

どんなに日本語が上手な外国人でも、日経新聞がすらすらと読めるわけではありません。
特にまじめな学生の場合、分からない単語が出てくると納得するまでとことん意味を聞いてきたり、
調べたりする人が多いですから、授業が先に進まないということもありうるのです。
もし生教材を上級クラスで導入したいと考えるなら、十分な内容レベルと時間配分の検討が必要です。

 

たとえば授業時間が90分だとしたら、60分は教科書を使い、残りの30分で雑談を兼ねながら生教材を使用する、といった具合です。
その際、もし授業時間内に教える内容すべてをカバーできない場合、残りは自分で自習してもらう必要があることを、
学生に一言説明しておいたほうがよいでしょう。

 

次のページ:大人数のグループ授業 - 台湾での日本語教師体験談

当サイトの人気ページ

日本語教師養成講座が学べる通信講座

日本語教師養成講座が学べるスクール


日本語教師養成講座とは 日本語教師に関すること 台湾での日本語教師生活 日本語教師体験談